Rocket Internetの原点!EU最大e-commerceファッションZalando

2017.9.4

初めまして!KVPインターンの佐野エレナです!

本日はe-commerceファッションの第一弾としてヨーロッパのe-commerceリーディング会社のことについて話したいと思います (やっぱり女子は服が好きだなぁと思った、そこのあなた!違いますよ?ファッションビジネスは大きな利益につながりますよ?笑)。

現在、世界の3最大ファッションリテイル会社と言えば Inditex (Zaraなどのブランドを抱えているスペイン企業)、H&M (スウェーデンのファストファッション会社)そして日本人におなじみのユニクロ。しかし、これらの会社がオンラインを独占していると思ったら大間違いです。オンラインリテイリングはもっと複雑です。

マルチチャンネル会社の大手、AmazonやWalmartの存在は大きいですが、アメリカ人がオンラインで靴を買いたいなと思ったら、真っ先に名が浮かぶのがZapposという通販サイトです。カスタマーサービスが充実しており(エージェントがカスタマーの相談に10時間乗ったことで世界記録に乗るほど、親近性溢れるカスタマーサービスが好評です)、評判も良く、クオリティーもいいとのことで有名です。

しかし、Zapposは現在アメリカ国内限定サービスです(※海外軍人基地を除く)。トップリテイリングの会社を見れば気づくと思いますが、ヨーロッパの会社が一位、二位を争っています。

ヨーロッパ人はファッションにお金をかける人々なのかも?と思う人は少なくないでしょう。

そこで、ベンチャー界では有名なドイツ三人兄弟、Samwer兄弟が目をつけ、「Zapposをヨーロッパで作り上げよう」と考えました。そしてZapposの大ヒットの年、Rocket Internetが創業した翌年、2008年にロバート・ジェンツとデイビット・シュナイダーがRocket Internetの支えを得て、ヨーロッパ版Zapposを狙いとしたZalandoを立ち上げました。当然トレードマークになっている外見だけのコピーではなく、IT・物流・セールスシステムなどをコピーし、オリジナルに近いものを作りました。しかしSamwer兄弟がZAPPOSの欠点と捉えていたオペレーションのIT化に成功し、ZAPPOSはヒューマンベースなのに対して、ZalandoはITベースで勝負することにしました。間違いなくこの点がZalandoを成功に導いたのではないかと思います。

リリース後Rocket  Internet はZalandoから外れ、シェアーホルダーとして現れたのが、Samwer兄弟のGlobal Founders Capital GmbHと初期から投資していて、最近までインターネットロケットの良きパートナーだったスウェーデンの Kinnevik ABでした。

現在ZalandoはAmazonプライムのようなサービスや、ASOSと違い送料が無料だったり、返品商品を指定場所に取りに来てくれたり、他のオンラインショップにないようなサービスを提供しています。そのおかげで現在売上、ファッションではトップ、e-commerceではAmazonに次いで2位となっています。(https://www.fungglobalretailtech.com/wp-content/uploads/2016/09/7-1-2.jpg)

その上、アマゾンとは違い、各国の倉庫からではなく、全商品がドイツ国内の倉庫から発送されています。

そのRocket  Internet がZalandoの成功を元に、様々な地域で似たファッションショップを立ち上げ、そのマーケットに多少合わせて、Global Fashion Groupという会社の傘下で各地域のショップを立ち上げました。

 

ところが、Samwer兄弟らリーダーたちが期待していた程の利益が出ていないのが事実。なぜ、Zalandoは大成功し、東南アジアのZaloraやアラブ系国のNAMSHIなどはそこまで成功していないのか?

第二弾では、その考察をしたいと思います!

 

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